ピエールの心臓

フリーランスを目指す「20代×転勤族の妻×専業主婦」のブログ。転妻ライフ・文学・インテリアが中心。自称「健やかなスピリチュアル研究家」。

「和鉄のみやび」展が全然話題になってなかったけど

少し前になりますが、

小倉城庭園でひらかれている展覧会

「和鉄のみやび」に行ってきました。

 

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和鉄のみやび

引用元:2018年|企画展|北九州市立小倉城庭園[小笠原会館]

 

 

↓この記事の目次↓

 

芦屋釜は国の重要文化財にもなっている

 

福岡県遠賀郡芦屋町で生産される「芦屋釜」という、

おもに茶の湯で使われる鉄製茶釜の展示です。

現在芦屋釜は、八木孝弘さんと樋口陽介さんのお二人のみで制作されています。

 

ちなみに、いま国の重要文化財になっている茶釜9点中8点芦屋釜だそうです。

 

 

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芦屋釜の面は鯰肌ともいわれる

 

張りのあるカタさ、触れるとしっとりと肌に馴染みそうな滑らかなツヤは、鉄の茶釜というよりは、古代中国の黒陶を思わせる質感でした。

 

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黒陶有蓋豆 一対(山口県立萩美術館・浦上記念館蔵)

引用元:古美術商にまなぶ中国・朝鮮古陶磁の見かた、選びかた/浦上満

 

 

 

素朴だけれども柳のように流麗で優美な文様も、媚びたところがなく、また面が漆で仕上げられているため、まったくの黒ではなく、ほんのり朱色がにじんで、えもいわれぬ上品さがあります。

 

こういった美しい工芸品をみると、嫉妬で胸が焼かれそうになります。

 

芦屋釜の制作過程

 

あとは制作過程のビデオが流れていたので2回ほど見ました。

 

茶釜のかたちを作るために必要になってくる鋳型や中子は、職人さんが土から手作りしてるんですね。図面を起こして、型にあわせて土を固めて乾かしていきます。模様はこの鋳型の内側にヘラで打っていきます。

できあがった鋳型と中子の隙間2ミリに熱した液状の鉄を流し込み(これがとても難しいのだそう)、一晩冷まして固める。できあがった茶釜をとりだしたあとの鋳型と中子は、叩いて壊されます。新しく茶釜を作るときには、鋳型もまたイチから新しくつくりなおすんですね。

 

↓南部鉄器の作り方を調べてみたら、同じような工程でした。

鉄瓶ができるまで 南部鉄 南部鉄器 鉄瓶 てつびん|薫山工房

 

 さいごに

 

この大量生産大量消費の世の中で、これぞ本物の「一点もの」を見たような気がしました。

 

芦屋釜でわかした湯は、ポットなんかのお湯よりもやわらかくなめらかな湯になるそうです。お抹茶をいただいてみたいですね。

 

お作法に疎いのが残念でなりませんが・・・。

 

 

 

 

 

読んでくださってありがとうございました♪

 

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